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バルテュス展 [アート]

バルテュス.jpgバルテュス展@東京都美術館へいってきました。 ピカソをして「20世紀最後 の巨匠」と言わしめたとか。第3回高円宮殿下記念世界文化賞も受賞されている画家です。左のような少女の人物画が有名でそしてこのような大胆なポーズが多いのだけれど、いまいち私の趣味ではなかったです。それより風景画とか11歳の時描いた猫「ミツ」との生活の絵本がよかった。たくさんの芸術家に囲まれた環境の生活を送り、博学なんだなあと思いました。それと2番目の妻が年の離れた日本人だし日本通。世の中が暗くても結構絵はいつも同じ感じで安定していて、うん、こんな画家もいたということを知ることができてよかったかな。最後に住んでいたスイスの山荘がまた木造で大きくてすごいのです~それと最後に展示してあるいろいろな写真が篠山紀信だったり。なんて絵じゃないところに感動したりして。
上のポスターは夢見るテレーズ 1938 油彩

 image.jpg西洋美術館のカフェ「すいれん」からの中庭の写真です。このカフェ、場所的も雰囲気的も結構好きなのだけれど、すいているときもあるけれどとても混んでいるときもあって。雨の景色もいいです。

image2.jpgボクはみんながいると安心して寝ています。
あしあと(59) 
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開山 栄西禅師 800遠忌 特別展「栄西と建仁寺」 [アート]

image.jpgちょっとまえに開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」@東京国立博物館へ行ってきました。
まず、栄西とかいてようさいと読むそうです^^。京都最古の禅寺建仁寺を開創し臨済宗を広めた栄西禅師(1141~1215)の800遠忌にあたり、建仁寺ゆかりの宝物をあつめた展覧会です。書の方はよくわからなかったのだけれど、国宝俵屋宗達の「風神雷神図屏風」が最後をかざっていて圧倒されたし、海北友松の重文「雲龍図」、そのほか、等伯、蕭白、芦雪、白隠、若冲と、いろいろな作品が見られてとてもよかったです。

image2.jpg上野は新緑がきれいでした。

image3.jpg家の花々。今はもっと満開に咲いているのだけれど、写真は咲きはじめ。

image4.jpgこの辺も毎年咲いてくれるのだけれど、名前はわかりません。

image5.jpgラベンダー。



あしあと(48) 
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ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900 [アート]

image.jpgちょっと前にザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900@三菱一号館美術館を見てきました。日本初の唯美主義展です。
初めて触れる感じの芸術で、イメージキラキラした世界?で、おもしろかったです。左はアルバート・ムーア≪真夏≫1887オレンジがまぶしいです。

image2.jpg唯美主義運動とは「芸術のための芸術」を作り出そう、ただ美しいものを作り出そうというものでした。左はエドワード・バーン=ジョーンズ 《ヘスペリデスの園》1882年

image6.jpgこれもよかった。アルバート・ムーア ≪黄色いマーガレット≫1881年

image3.jpg富裕なパトロンは生活様式にも興味を示し、家の装飾や服装にも取り入れようとしました。左はウィリアムブレイク・リッチモンド≪ルーク・アイオニディーズ夫人≫1882年。

image4.jpg左はエドワード・バーン=ジョーンズ≪ブローチ≫1885-95トルコ石とサンゴ、ルビーがはいっていますが、それぞれの宝石の価値などより作品の美しさを重視しているということ。すてきでした。

image5.gif私がびっくりしたのはオスカーワイルドがこの芸術運動の後期スポークスマン的存在であったということ。オスカーワイルドの作品は昔読みました。そして、後期唯美主義は象徴主義にもつながる独特の世紀末芸術に至ったということです。左はオーブリー・ビアスリー≪クライマックス‐サロメ≫1907


あしあと(53) 
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Kawaii 日本美術-若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで- [アート]

image.jpgKawaii 日本美術-若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで-@山種美術館にいきました。Kawaiiっていう単語にひきつけられて、思わず言ってしまった展覧会です。、枕草子にはうつくしきもの=かわいいものとして稚児や雀の子をあげているということで、かわいいと思う文化があったそうです。
第一章が描かれた子供-人物の中のkawaii、第二章が生き物大集合-動物の中のkawaii、第三章が小さい・ほのぼの・ユーモラス-kawaiiってなに?でした。
動物好きとしては二章が気に入りました。
まず、一番印象に残ったのは、伊藤若冲の屏風 樹花鳥獣図屏風(18世紀 静岡県立美術館)でした。升目描きの技法ということで、小さい1センチ間隔の升目で全部が描かれていて、右隻は正面から見た象を中心に左隻は鳳凰中心に様々な動物が鮮やかに描かれていました。
あと、竹内栖鳳のみみずく(1933頃) 奥村土牛のふわふわの 兎(1947頃)、河合玉堂の猫(1951頃)、西山翠嶂の目線のあった 狗子(1958)などもよかったです。
第三章も歌川広重やほのぼのした熊谷守一、谷内六郎の挿絵までいろいろみられました。

かわいいってすぐ使ってしまうけれど、なかなか味わい深い幅の広い奥深い言葉だと思いました。


あしあと(83) 
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人間国宝展 [アート]

image.png日本伝統工芸展60回記念「人間国宝展―生み出された美、伝えゆくわざ―」@トーハクにいってきました。歴代人間国宝104人の名品が見られます。陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸などいろいろみることができて、おもしろかったです。
古典として、作品の中に火焔土器が入っているのにはびっくりしました。
トーハクの最初に飾ってあるのでおなじみなんだけれどここに飾ってあるのは国宝!新潟県十日町市笹山遺跡出土前3000-前2000。縄文人は純粋に日本人の祖先だし、この形の斬新さはやっぱりすごいとおもったのでした。

image.jpg
左は耀彩壺「恒河」徳田八十吉(三代) 2003
これも九谷焼なんだって。そして、ルーチョ・フォンタナのキャンバスを切り裂いた作品の影響を受けているということ^^です。
おもしろい。

image2.jpgあとは左の作品とか印象に残った。抱擁 平田郷陽 1966
単純化された線と、繊細な描写。

image4.jpg左は志野茶碗 荒川豊蔵 1953
これもよかった。




あしあと(85) 
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博物館に初もうで [アート]

image1.jpg博物館に初もうで@東京国立博物館にいってきました。
まず、和太鼓をみました。演奏された作品は三百年余の歴史を持つ、日本三大曳き山祭の一つである秩父夜祭りの屋台を曳くためのお囃子だそうです。

image3.jpg寛永寺根本中堂でお参り。皆の平穏な生活と、家族の健康をお祈りしました。

image5.jpg企画展で今年の干支は馬ということで様々な馬の名品を見てきました。 左写真は三彩馬 唐時代

image2.jpg左写真は十二神将立像 午神 鎌倉時代

あと今年も長谷川等伯 松林図屏風 などもみてきました。直木賞の阿部龍太郎さんの「等伯」という作品を思い出しました。

image4.jpgお昼は上野のうなぎ屋さんでうなぎをいただきました。待っている間にはふるまい酒をいただきました。左写真はお店で生けてあったお花です。飾ってあった羽子板などもすてきでした。

140101_133837.jpgそして1月2日はボクの誕生日です。7歳になります。シニアです。いつもありがとう。今年も元気でそばにいてね。

140101_134520.jpg最後の写真は家の庭のハボタンです。今年は白と紫の色で2色です。写真は私の好きな紫のハボタンです。

あしあと(64) 
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カイユボット展 [アート]

image.jpgこの間カイユボット展 都市の印象派、日本初の回顧展@ブリヂストン美術館へ行きました。
ギュスターブ・カイユボットは印象派の画家たちを支えたコレクターとしても知られた人物ですが、自らも絵画作品を描いていて、印象派展に作品を出品しています。
斬新な視点で描かれているなあと思いました。。
右は ヨーロッパ橋 1876年

image4.jpg趣味もいろいろあったようです。自らもボートを漕いだりするのがすきだったようです。
波に印象派的な色合いがでているかんじ。
左は シルクハットの漕手 1877

image3.jpgガーデニングも好きだったらしいです。1880年代には郊外に土地を買って過ごしたそう。
左はジュヌヴィリエの平野、黄色い畑 1884


弟が撮った写真も一緒に飾られていて、当時のパリ市内郊外の様子がわかって面白かったです。
絵画中にでてくるのとほぼ同じピアノもおいてありました。ガイドだとそのピアノでの音楽も聞けて良かったです。

あしあと(47) 
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三菱一号館美術館名品選2013 [アート]

image4.jpg今年行ったところは今年中に書いておこうと思ったら、なんかi忙しく更新している今日この頃。
このあいだ三菱一号館美術館名品選2013-近代への眼差し 印象派と世紀末美術- へ行ってきた。
入ったら、始めの部屋にピサロが2点、おっ、なんかうれしくなる。
左はカミーユ・ピサロ 窓から見たエラニー通り、ナナカマドの木 1887 油彩、カンヴァス

image.jpg左はルノワールの作品。ポスターの大きい写真にもなっている。ちょっと古典にもどって、輪郭とかがはっきりしているということ。 ピエール=オーギュスト・ルノワール 長い髪をした若い娘 1884 油彩、カンヴァス


そして、歩いていくと、ルドンがあって~。

image2.jpg次に三菱一号館美術館といえばって感じのロートレック。
左はアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック メイ・ミルトン 1895 リトグラフ


image3.jpg今回の名品選で印象的だったのは、ヴァロットンの木版作品がたくさんあったこと。楽しい版画だった。
左はフェリックス・ヴァロットン 女の子たち 1893 木版


ほかにもいろいろさまざまな作品があって。三菱一号館の所蔵品はすごいなあと思ったのでした。
あしあと(53) 
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モネ展 [アート]

image.jpgモネ展@国立西洋美術館に行ってきました。ポーラ美術館とのコラボで35点のモネの作品が見られます。同時代の他の画家セザンヌ、マネ、クールベ、コロー、ピサロ、、、といろいろな作品が見られてよかったです。左はモネ《睡蓮》 1916年 油彩、カンヴァス 西洋美術館蔵 

image2.jpgこちらはモネ《睡蓮》 1907年 油彩、カンヴァス ポーラ美術館

image3.jpgあとモネで印象に残ったのは セーヌ川の朝 1898 油彩、カンヴァス西洋美術館蔵でした。

あしあと(46) 
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ターナー展 [アート]

image0.jpgこのあいだターナー展@東京都美術館を見に行きました。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)は小さいころから才能があって、そして、初めは英国の名所を描く水彩画家だったそう。で、だんだん油彩の絵もかくようになったようです。
左は 《スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船》 1808年発表 油彩

image.jpg左は≪チャイルド・ハロルドの巡礼―イタリア≫ 1832年発表 油彩 
坊ちゃんにでてくる、「あの松を見たまえ、幹が真直で、上 が傘のように開いてターナーの画にありそうだね」の絵と考えられているそうだ。特徴的な松。ちなみに小説に出てくる場所は四十島という場所だそうです。

image2.jpg左は≪レグルス≫1828発表1837加筆 油彩
まぶたを切られ陽光で失明した将軍レグルスが最後に見た風景というイメージらしい。これでもかというほどまぶしいです。 

image3.jpg左は《ヴェネツィア、月の出(「大運河とジュデッカ」スケッチブックより)》1840年 水彩
ターナーの作品の中で特にヴェネチアの水彩スケッチはどれも印象的でした。

image4.jpg左は《湖に沈む夕陽》1840?45年頃 油彩
公開されなかった作品なので、完成作かどうかもわからないのです。でも、こんなかんじの抽象的な感じの作品群もなかなかよかったです。

あしあと(63) 
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