竹内栖鳳展

このあいだ、竹内栖鳳展　近代日本画の巨人＠東京国立近代美術館を見に行ってきました。日曜美術館で放映されていたからでしょうか、思った以上の人が来ていました。ブログを拝見していて混んでいるということは知っていたのですがビックリでした。(待ち時間はなかったけれど。)
東の大観、西の栖鳳といわれる人です。四条派に入門したけれど、異なる流派も研究し、鵺派とも言われたそう。転機は36歳の時のパリ万博視察の渡欧、大きく影響を受けました。屏風にライオンなどを描いているのですが(ポスター上　金獅１９０１)本物のよう。毛並みがすばらしかったです。ほかにも猫、サル、ウサギ、鶏、スズメ、クマ、カラス、象などなど動物が印象的でした。（ポスター下　班猫　１９２４）は　期間限定ですが、見ることができてよかったです。肩のところが本物より誇張してあるということ。目が青くて、毛並が丁寧に描かれています。
ローマの水道橋をかいた「羅馬之図」は期間があわず、見られなくて残念でした。
日本画っていうのも幅が広いなあと思いました。

東京ステーションホテルにて。