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エミール・ガレ & パコ・デ・ルシア [アート]

ガレ.jpgエミールガレ@サントリー美術館、オルセー美術館特別協力生誕170周年。行きました。ガレの作品初めてじっくり見ました。植物や昆虫などをモチーフにしたものが多いですが、美しいなかにも、植物や昆虫にすごくリアリティがあって斬新だなあと思いました。あと、文学にも造詣が深かったこと、異国の作品の影響、面白く拝見しました。
左は昼顔形花器「蛾」1900年

パコ.jpgパコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト。2014年66歳で亡くなったパコの音楽ドキュメンタリー映画です。フラメンコギターを十二分に満喫できる作品でした。フラメンコギターというと私は彼が思い浮かぶのだけれど、実は彼はフラメンコの伝統芸術に革命を起こし、ジャンルを超えてジャズ、フュージョンと活躍を広げた人でした。
早弾きとテクニックはすごいです。


あしあと(81) 
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ポンピドゥー・センター傑作展&ルノワール展 [アート]

30.jpg先月行った美術館の記録です。まずポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館。1906-1977まで1年1作品で紹介されています。中でも印象に残ったのが左のカンディンスキー≪30≫1937でした。ピカソ、ビュフェ、マティスなどなど20世紀の作品がもりだくさんでした。デュビュッフェなどもあって、面白かったです。

ルノワール1.jpgルノワール展@国立新美術館へも行きました。ルノワールは暗い作品は描かなかったので楽しく鑑賞できます。左はムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会 1876。日本で初めて展示ということでした。 草原の坂道 1875 や ぶらんこ 1876 などもよかったです。

先月はこの2つの展覧会へ行けて満足でした。

アガパンサス.jpgさて、今はもう満開をすぎてしまいましたが、アガパンサス、去年日陰の方へちょっと移したらまったく咲いてくれなかったのですが、今年は日向に戻した途端みんな咲いてくれました^^よかったです~。そして、先月やったことといえば迷ったのだけれどもWindows10にしてしまいました。その後特にトラブルもよくなったこともないです。

ワン.jpgワン、最近散歩が短くなってきました。外に行くと暑さにもちょっとまいっている様子です。


あしあと(85) 
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羊と鋼の森  その他 [本]

羊.jpg4月ですが、本屋大賞に決まった!とあわてて買ってきて読みました。宮下奈都さんの羊と鋼の森 です。非常に読みやすい美しい小説です。私には絶品でした。
調律師さんの成長物語。音を題材にこんなきれいな言葉が紡ぎだせるなんて素敵。小説でしか表現できない世界。音や景色が心にうかびました。なんだかピアノが弾きたくなります。才能と向き合う厳しい世界や、顧客の要望をくみ取る難しさに共感したりもしました。

エマオ.jpgやっぱりGW前ですが、とある日、若冲展を見ようと思って行ったら会期前でした;;(その日は見る予定ではなかったカラヴァッジョ展に行きました。)その後行きそびれているとNHKやら他局やら宣伝かねた番組いろいろやっていましたね、GW後行ってみたら長蛇の列、数時間待ち、びっくり。あきらめました。ソネブロでは見に行った方ちらほらいらっしゃいますね!
あ、でも、カラヴァッジョ見てよかったです。今まで荒れた生活してた殺人者という先入観があって作品をちゃんと見たことなかったのだなあと思いました。とびぬけた繊細な表現力でした。カラヴァッジョはイタリアでは紙幣になっていたようですね。
上は エマオの晩餐 1606 カラヴァッジョ

上越.jpgGWは上越の親戚の家へ行きました。
親戚の家の周りは年々過疎化しています。一方田んぼや杉林は宅地化でかなり少なくなっていたり。新幹線ができて人の流れも変わってきている様でした。小さい時から知っている親戚の子も高校生。時のたつのは早いです。
東京でも親戚の2歳~4歳の子と会い子供相手に全力投球してました。
子供っていうけれどそれぞれみんな一人前ですね。子供の発想に学ぶことも多いです。
たぶん子供は自分のこと子供って思っていないのかも。ワサワサ過ごしたGWでした。
しばらくUPしていなかったので、4月からGWまでの事を書きました。気が付くともう5月も半ばなのですが~。

あしあと(96) 
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暖かくなってきました。 [園芸]

さくら.jpgこれはもうだいぶ前ですね。朝の散歩で撮ったソメイヨシノです。もう今は葉桜になっています。

クンシラン.jpgクンシランは3鉢咲きました。今もきれいです。

クレマチス.jpgクレマチスは毎年きれいです。一期咲きですが、この時期これだけたのしめればいいかなあと。

ふじ.jpgふじ。この頃毎年咲いてくれます。うれしいです。

サフィニア.jpgびっくりしたのが、サフィニア。去年の夏、かなり楽しめたのでもう終わりかと思っていたら今年も、そしてもう咲いています。

花.jpgこれはなんだったかな。

ワン.jpgワンは、小さいポツっとしたものができて生検してもらったら良性腫瘍でした。でも小さかったのでかなり楽に取れました。様子見です。ワンは一月で九歳だからいいおじさんのなのです。

本は結構新刊出ると読んでいるのだけれど、最近読んで良かったのは、小松とうさちゃん 絲山秋子さんの本です。さえない非常勤講師とネットゲームにはまってる飲み友達おじさん二人がおもしろくて。恋愛小説でもあるのだけれど、なんか哀愁あります。
美術館、映画館にはとことん行きそびれております~。行こうと思ったら終わってるパターン。かなり悲しい。

それにしても熊本心配です。

あしあと(101) 
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります [映画]

 eiga.jpgニューヨーク 眺めのいい部屋売ります
ブルックリンを一望できる五階の部屋に住んで40年の夫婦(モーガン・フリーマン&ダイアン・キートン初共演)。しかしこのアパートメントにはエレベーターがないのです。そこで、転居するために一念発起して、、、。ほほえましく心温まる映画でした。そしてワンコちゃんドロシーがかわいいのです。老若男女問わず素敵な映画だと思います。

image1.jpgあとは最近の読書の記録。
金魚姫 荻原浩
ブラック企業に勤めている潤、ある日金魚を持ち帰ったら金魚が化身となってあらわれます。この設定って、、、って思ったけれど、いちど世界に入り込んでしまったら一気に読んでしまいました。切ないでもあたたかい小説でした。

image2.jpgあこがれ 川上未映子
ちょっと複雑な家庭に育っている麦彦とヘガティー。さまざまな憧れをもって突っ走っていく子供の純真さと子供だけれどおとなびたところ、面白かったです。川上さんの文章一文が長くて独特ですね。

image3.jpg院内カフェ 中島たい子
病院のカフェを中心に展開していくお話。いくつかの話があります。でも印象的だったのが中年夫婦、朝子と隆昭。朝子は実家の親の介護でつかれたら今度は夫が難病になってしまうのですが、朝子が夫に書く手紙、深い。重いはずの内容を軽いタッチでえがいています。

あとは滝口悠生さんと本谷有希子さん芥川賞の作品読んでみたけれど前者は視点がぼやけてて(だからいいのかもしれないけど、)後者は感覚についていけず、あまり好みではなかったです~。

image4.jpg日本、遥かなり 門田隆将 
ノンフィクション。イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イエメン内戦、リビア動乱、、有事の時の日本人救出が日本では昔も今も難しいということを語っています。政治的な事は良く分らないけれど日本にはこんな一面があるのかなと気づかせてくれた一冊。元新潮記者ということで雑誌を読むよう、しかし綿密な取材によっています。
 
わん (2).jpgワンの横顔。
あしあと(95) 
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ボッティチェリ展 [アート]

image.jpgボッティチェリ展@東京都美術館へ行ってきました。ルネッサンス時代のサンドロ・ボッティチェリ(1444-1510)、師匠のフィリッポ・リッピ、弟子でフィリッポの息子のフィリッピーノ・リッピの作品を見ることができました。いろいろな作品があったけれど、聖母子像そのなかでもボッティチェリの聖母子(書物の聖母)1482-83が右(初来日)本当によかったです。空いていると聞いたけれど会期の後の方になってきたからか混んでいました。ボッティチェリは線の詩人と言われているそうです。

わん.jpgわん。最近本当にシャワーが好きになりました。きれいになるのがうれしいみたいです。シャワーして走り回って一休みしています。
あしあと(70) 
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ご先祖様はどちら様 シェアハウスかざみどり [本]

image.jpgご先祖様はどちら様 高橋 秀実
小林秀雄賞受賞作です。自分のルーツをもとめて父方と母方のご先祖様をたどる個人的な記録。
戸籍制度って面白いなあと思いましたし。戦前、縄文人は評価されていなかったことにびっくりしました。
キーワードは「佇む」(爆)。縄文人について知りたければ、三内丸山遺跡で佇め。と先輩から言われるのです。で、あちこちで佇んでます。
父方は多すぎる高橋(笑)私の身内にも高橋さんいます。
母方の先祖が源氏なのか平家なのかよくわからなくなってくるとか、清和天皇陵までいってしまうとか。すごい行動力です。

私の先祖は父方は祖母系で結構たどれますが、母方は家系図が焼けてしまったということで祖母の頭の中にかなり入っていますが、私はよくわかりません~。


image2.jpgシェアハウスかざみどり 名取佐和子
神戸の洋館でのシェアハウスの話です。お試しキャンペーンで集まった男女4人。性別も年齢も性格も別々の人たちの交流が面白い。最後ちょっと話がつながりすぎだよって思うけれど、ハートフルでした。
エキナカ書店大賞を取ったことのある作家さんだそうです。

和太鼓.jpg和太鼓。もう前の話ですが正月三が日@トーハク 博物館へ初もうでです。本館で申のものや、おめでたいものをみて、和太鼓の音に心躍らせました。そして寛永寺にもいきました。毎年恒例行事になっております^^今年は特別展もやっていたので人も多かったです。

それにしても都心は雪に弱いです。1月18日大雪で交通混乱、そして寒いですね~。雪かき疲れました。おとといは朝雪だし、昨日の朝はアイスバーン状態で朝の犬の散歩途中で断念です。今日は多分行けるのではないかなあと思いつつ。

あしあと(107) 
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あけましておめでとうございます。 [年のはじめ、目標、まとめ]

破魔矢.jpg2つ先の駅まで神社にお参りいってきました。年末が忙しく、今年はくるのがはやかった気がします。
あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。よい年になりますように♪

わん.jpgわんも今年もよろしくだって。

image.jpgリライフ 去年最後に見た映画です。昔栄光をみた脚本家(ヒューグラント)がやる気なく田舎の大学の先生として赴任する話です。ジェーン・オースティンの高慢と偏見がすきだったので、オースティンの大家の教授とやりあってしまうところなどウィットに富んでいて面白かったです。あと、学生のエネルギー感じました。ヒューグラントはいくつになってもかっこいいなあ。

岩の原ワイン.jpg去年を振り返ると金沢、函館、鎌倉といろいろなところに行ったことが楽しかったです。残念だったのはブリジストン美術館の閉館と、モネ展にいきそびれたことかしら。あとはいろいろな焼き物を見る機会が多く、国宝曜変天目茶碗を見ることができたのはよかったです。後半はなんだか積読の本を読んでばかりしていたけれど、いい本に出会えました。原田マハさんとの出会いはよかったです。後「アリスのままで」は映画もよかったけど本もよかったな。
さて、クリスマスからワインのんでばかりです。でもやっぱり親の田舎上越の岩の原ワインは飲み慣れていていいです。創始者の川上善兵衛さんは日本のワイン葡萄の父と呼ばれています。^^

雪中梅.jpg同じく田舎の雪中梅。ほかにも上越にはおいしいお酒いっぱいあります。高田公園は桜もハスもきれいだしちょっとさびれたけど町には雁木があって、スキー発祥の地も実はそばにあります、一本杖スキーレルヒ少佐の来たところなのです。前島密も小林古径も小川未明も上越の人♪♪あまり知られてないかんじですが。となぜか上越の紹介。

あしあと(122) 
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幻想古書店で珈琲を [本]

gennsou.jpg幻想古店で珈琲を 蒼月海里
御茶ノ水界隈の話なのでとても身近でよかったです。出てくる本は結構一般的。でも、店「止まり木」は魔法使い亜門の店で、本や人との縁を失くしたものだけがお客さんになるという何とも不思議なファンタジーでのめりこんでしまいました。主人公、司も大学を卒業して入社した会社が倒産してしまって無職となってしまったという身。そして止まり木で働き始めるのです。心がほっとする本でした。

クリスマス.jpgそしてクリスマスでしたね。
メリークリスマス♪

わん.jpgワンは関係なく早朝から散歩でした。これは行く前の写真でーす。
あしあと(102) 
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谷中レトロカメラ店の謎日和 楽園のカンヴァス [本]

yanaka.jpg谷中レトロカメラ店の謎日和 柊サナカ
ビブリア古書堂の谷中カメラ編、という感じでしょうか、、、と言ったらおおざっぱすぎるけれど。店主今宮はフツーな感じだけどなんか魅力があります。それと、そこで働くことになる来夏。
ほっこりするお話でした。帯の「修理の基本は観察です。謎を解くのも同じことー」に惹かれました。カメラについては知らないことばかりだけれど、フィルムカメラ世代だしカメラをめぐるあれやこれやからカメラの良さが伝わってきました。

rakuen.jpg楽園のカンヴァス 原田マハ
ルソーの「夢を見た」が本物かどうかMoMAのアシスタントキュレーターティム・ブラウンとハヤカワが競います。実にロマンあふれるストーリーで読むのがもったいなくなりました。そこにピカソが関係しているかも?というからとても心がやきもきします。ミステリアスです。そしてティムもさながら、ハヤカワがかっこいいのです。いくつか心にしまいたい言葉が出てきます。ルソーの絵をしっかり見てみたくなると同時に久しぶりに動物園にあそびに行きたくなりました。
これは私の中でとてもヒットな本でした。山本周五郎賞受賞作です。(原田マハさんの作品が続いていますね)
あしあと(98) 
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